ユニティインスティチュート・ライブラリ

記事一覧 ライブラリ・トップ
第22回 第三身体の呼吸
今回紹介するのは第三チャクラの領域、第三身体と関連したエネルギーの呼吸についてです。

すべてのものごとにはバランスがあります。
陰と陽のバランス、女性性と男性性のバランス、光と闇のバランス、拡大と縮小のバランス。
それらは相互に補い合っているものなので、どちらかに偏ってしまうと、その反動がやってきます。

第三身体でも、第二身体と同じように吸う息と吐く息のバランスがあります。
活動すれば休息が必要であるように、パワフルであるときもあれば、力を抜くときも必要です。

この原理を知らないで頑張り過ぎると、あるとき突然心臓マヒになってしまったり、いつも元気で活躍していた人が突然うつになって引きこもりになったり、無気力で何もする気がなくなってしまったり、突然大病してしまったり、それまで成功していたのに突然破綻してしまったり、というようなことになったりもします。

それは人生のどこかでバランスをとろうとして起るエネルギー的な力学の問題ともいえるのかもしれません。

そのようなエネルギーのバランスの作用やリズムを知っていれば、不測の事態を避けることができるようになるかもしれません。

それでは、
今回は第三身体/チャクラをテーマに
「サトルボディ―ヒーリング」の本からの一部抜粋をご紹介します。



      ………○…………○…………○………


サトルボディヒーリング 第五章より
「第三身体の呼吸」

第1、第2身体のように、第3身体も絶えず息を吸ったり吐いたりしています。
それには独自のリズムがあります。
息を吸うときには、個人的な強さとパワーの感覚が生まれ、
それによって人は世間で個人として動いたり行動したりできます。
息を吐くときには、この火のような外向きのエネルギーはやんで、
くつろぎと、パワーの不在、休息し活力を得る機会となります。

第3身体には他の身体と同じように、「吸う息」と「吐く息」の間に絶えることのないダイナミックな動きがあります。
パワーから無力へと移り、そして再びパワーが甦る感覚へと戻っていきます。
さらに、そこには希望と絶望、強さと弱さ、支配と服従の間の動きがあります。
これらはすべて第3身体の呼吸のリズムの特質です。

第3身体で吸い込む能力を強く発達させている人は、
強力な磁石が他の金属を引き寄せるのと同じように、
他者を引きつける磁力のような性格をもっていると言えます。
そうした人たちは、発達した強い意志力をもち、それが物事を成し遂げさせ、他の人に自分の考えや指示に従わせるように強要したりその気にさせたりします。

意志の強さが長所として賞賛される私たちの社会では、
個人的なパワーのオーラを放ちつづけるために、
多くの人たちができるかぎり長く第3身体の吸う息にしがみつき、
吐く息を抑圧するという集合的行動パターンが確立されがちです。

第3身体の吐く息は、しばしば弱さとして体験されます。
なぜなら息を吐き出すときには、力強い人というイメージを生み出すエネルギーの磁場を、それ以上保てなくなるからです。
吐く息は、エネルギーが自然と内側に入り休もうとする期間で、
主張し活動しようという衝動がない時期です。
しかし、これはしばしば好ましくない「意志力の欠如」だと解釈されます。
吐く息をゆるすことは、人生や他者への支配力を失うことだと理解されます。
そして、この状態はたびたび恐怖をもって見られます。

多くの人たちが、自分が弱さを感じているのを少しでも認めるのを怖れるのは、それが他人による何らかの搾取を避けられない、危険で劣った在りようだと見なされているからです。

しかし第3身体の吐く息が抑圧されればされるほど、
否定された極性への最終的な揺り戻しはそれだけ強烈になります。
第3身体の自然な呼吸の出入りのリズムをゆるさず、
個人的なパワーの強い感覚を無際限に維持しようとする人たちは、
最終的には第3身体の磁力的なエネルギー場の壊滅的崩壊に苦しむ可能性があります。
それは心臓発作や神経衰弱、老年での肉体的な不自由として現れ、
オムツをはいた赤ん坊の無力さに退行してしまうかもしれません。
人前で力強く見せることに慣れている人たちにとっては、
この崩壊状態は、屈辱的で耐えがたい惨めさを引き起こします。

けれども、第3身体の呼吸パターンが理解され、
自然なやり方が認められ、吸う息だけでなく吐く息もするなら、
最終的な崩壊という力学をつくり出すことなく、
真にパワーを得た感覚(エンパワーメント)が感じられます。



ページトップへ